Termux についてあれこれ

Termux は Android の一番下で動作している Linux Kernel を使って、一般ユーザーの権限のみを用いて Linux アプリの実行環境を作るものである。

Kernel は Android のものがそのまま使われるので、Debian で言えば Bookworm くらいの世代に合わせておくと、不整合が起きにくそうに思える。ディレクトリ構成は、ログインしたディレクトリと、その1つ上の階層の usr の中に全部のファイルが収まっている。 usr の中に etc もある。

古典的な Linux とはディレクトリ構成が違うが、それ以外はまるっきり Linux なので、アプリケーションはちょっとした配慮で動くことが多い。また基本的なツール類は pkg でインストールできるので、例えば Python, nodejs, build-essential, vim, nano, fresh-editor などはそのまま入る。 node に関しては、pkg 以外にも公式ホームページにある、スクリプトから nvm を入れていくやり方でもインストールできるようだ。

また、tur-repo というリポジトリを pkg でインストールすると、VSCode の Web版派生の code-server もインストールできる。

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pkg install tur-repo
pkg install code-server
code-server --auth none

node が動けば入る Gemini CLI なども入るので、標準でも結構な環境の構築が可能である。Gemini CLI は無償ユーザーは 2026/6/18 に終了してしまっているが、Google AI Studio で発行した無料キー および 有償キー (API単位の課金) であれば継続使用可能である。

なので、code-server なり fresh なりで、マルチウインドウで編集して、AIも使用可能である。

Android は機種によっては、物理キーボード接続で、画面の一番下に黒いバーが表示されて、いちいちフォーカスを奪われて不快だが、古典的な [戻る][ホーム][タスク]ボタンのバーを表示しておいて、GBoard以外を選択すると、このわずらわしさが多少ましになる。

proot, proot-distro を用いるとまた世界が広がるが、これはまたの機会にでも。