WordPress 純正の Raspberry Pi 一発設定ツール Blog In A Box

一旦作った環境は、HDDに保存して、Wordpress 純正の Raspberry Pi 組み込み環境をインストールしてみた。

Blog in a Box

一発で WordPress 環境が出来る。 ただし、多少は ssh で入って、設定したいかな。。。

インストールは Windows から GUI で行うことができ、途中で Wifi の設定と SSH の設定がある。 最後に Micro SDに書き込んでおしまい。

SSH の設定の際は、公開鍵が必要。 無い場合は、事前に用意しておく必要がある。

生成された Micro SD を差し込んで起動し、http://マシン名.local にアクセスすれば、もう WordPress が設定できている。

ちなみに、 Ethernet ポートの方にケーブルを挿しても、勝手に DHCP でつながる。

その後、SSH でログインして、以下の設定を行った。

  • /etc/dhcpcd.conf を編集して、 IP アドレスの固定
  • ホスト名の設定
  • WordPress の日本語化
  • ntp のサーバの設定
  • /tmp /var/log などの ramdisk 化、swap 無効化
  • crontab を編集して、 mydns の更新設定 (これは直接関係ない)

インストール後は、 samba も入っているので、 Windows からのファイルの転送も簡単。

WordPress のアップデートは、 cron でやるようになっているらしい。 WordPress の設定画面からだと例の ftp の設定画面が出てきて、できない。
( /opt/wordpress の usr:group を www-data:www-data にすればできる)

nginx の設定を見てみたが、Wordpress 用にちゃんと設定済みのようだ。

安定稼働するようなら、Micro SD から HDD に引っ越しした方が、精神衛生上良さそうだなと思っている。

おいしいパイを探しに、秋葉原へ

Raspberry Pi を買いたいと思い立ち、数年ぶりくらいに秋葉原に行った。

Raspberry Pi については、結構有名になってきているので、あまり詳しくは書かないが、ワンボードの小さなコンピュータだ。 一番低価格なやつは5ドル (国内だと1000円ちょっとくらい) から手に入り、Linux なども動作する。

以前、PIC という小さな CPU とブレッドボードとの組み合わせで、電子工作を楽しみ、その後 Arduino と来たので、いつかは通る道のりである。

ただし、Arduino で遊んでいた時期の後に、結婚したので、環境の変化はあった。。。 あんまり家で基板相手に遊んでいても、受けは良くないと思われるので、小さなサーバーを立てるという名目で、主に職場の事務所で遊ぶことにした。

久しぶりの秋葉原。。。 電気街の中に、なんだかメイド姿の呼び込みのおねーちゃんが沢山いて、歓楽街っぽい感じも出てきた感がある。 PC のパーツを買いに来ていた時期が長かったので、その頃とは隔世の感がある。

Raspberry Pi は事前の調査で、秋月電子千石電商マルツパーツ館あたりで扱っているらしいので、この3店を物色。

小物類の品揃えが良かったので、秋月電子で Raspberry Pi 3B を購入。

Raspberry Pi 3B (Element14) 4,800円
Raspberry Pi 3B公式ケース 1,280円
ヒートシンクセット 120円
HDMIケーブル 250円
USB A-Micro Bケーブル 110円
ACアダプタ 5V2.5A 1,100円
合計 7,660円

後で、マルツパーツ館の方が安いことに気づいたが、まあ、誤差レベルかな。
その後、あきばお~で、小物を購入。

Micro SD 16GB (Sandisk) 864円
LANケーブル 216円
USBキーボード 795円
合計 1,875円

総計で 9,535円の買い物であった。

その後、HDMIケーブルとキーボードは未開封に終わるのをこのときはまだ知るよしもなかった(笑)

AC アダプタも、iPad 用で余裕だったから、これも無駄だったなあ。。。

Chrome 上の SSH クライアント Secure Shell

SSH クライアントとしては、 Windows では PuTTY を使っていたけど、 Chrome アプリで Secure Shell というのが便利で、今はこっちをメインに使っている。

サーバーのインストールなんかをしていると、 SSH のキーが変わってしまったりすることがあって、そこに Secure Shell をつなぎに行くとエラーが出ることがある。 いわゆる ~/.ssh に相当するものを消せばいいんだけど、 その方法がちょっとわかりにくかったので、ここに書いてみる。

Secure Shell が起動しているタブを開いた状態で、 Chrome の メニューから [その他のツール(L)]-[デベロッパーツール(D)] と操作し、右側に分割画面が出たら、上の方にある [Console] タブをクリック。

以下の内容を打ち込んで [Enter] を叩けば消せる。

キーの削除

term_.command.removeDirectory('/.ssh/')

known_hosts の削除

term_.command.removeAllKnownHosts()

参考: hterm and Secure Shell Frequently Asked Question https://goo.gl/muppJj