Windows での 常用アプリ

Windows でよく使うアプリ

Git for Windows
ソースコード管理以外にも、Bash 環境がバンドルされていて、ほぼ、これだけで疑似
UNIX/Linux 環境が整う。 サーバー系は Docker かエミュレーター もしくは実機(私の場合は Raspberry Pi 3B)でまかなえばいい感じ。
基本的に ssh もここで繋げてしまうので、ssh クライアント使わなくなった。ssh の設定は C:\Users\ユーザ名\.ssh\config に書いておけば OK。

ConEmu
コンソール環境の強化。 コマンドプロンプト、PowerShell、Git Bash、Docker どれもこのコンソールエミュレーターに集約している。
bash と cmd と ssh(Git bash)をタブで同時使用とか、かなり便利。
日本語を使う場合、安定版(stable)よりも、preview とか alpha の方が良かったりすることも多いので、動作に不満があったら試してみるといい。公式サイトのおすすめは preview らしい。

Docker
Windows に限らないけど、仮想環境は便利。
どーでもいいけど、イラストがかわいい。 イラストのかわいさだと yarn もいいけど。

Atom
これも Windows に限らないけど便利。最近、ようやく Git 機能が入った。 日本語化すると起動が遅いので、英語メニューで使っている。

Cyberduck
ftp, sftp, webdav クライアントとして良く出来ているし、DropBox や Google drive なども同期クライアント無しで集約できるので楽。

Chrome
入っていて当然。 デベロッパーツールは本当に奥が深い。

node.js
node そのものもいいけど、これをベースに作られたツール関係も便利。
http-server とか、ちょっとしたコンバーターとか便利だわ。 awesome node.js h_network21氏による日本語訳 とかで探すと面白い。
この辺は、python とか ruby とか Go でもいいと思うけど。

このあたりと、フォントくらいを入れれば、一通り揃った感は出てくるようになった。
Mac だと、コンソールとか bash とかフォントについては、揃ってるけど、Windows も、かなり環境構築の作業量は減った感がある。

MacBook Pro から Surface Book に

最近 Surface Book を買い増した。 MacBook Pro も別に捨てたわけではないので、タイトルは多少、刺激的(?)に書いたw

MacBook Pro はだいぶ長く使っていて、2011年のモデル(MacBook Pro 15 inch early 2011)だったが、壊れずに使えていた。 古いとはいえCore i7だし、ドライブもSSDにしてあったので、修理もしながらだったが長く使うことができた。

Retinaになる前で、側面にI/Fがずらりと並ぶタイプ(Ethernet, Thunderbolt/1, FireWire 800とか…)なので、いざという時に便利だった。 もう6年も前のモデルだが、クリエイター達には需要があるらしく、まだ中古でも値が付くらしい。
Full HD の dot by dot とか、いろいろ接続したりとか、古いアプリを使わざるを得ない場合(映像系とか音楽系とか…)で非Retinaが必要だったり、確かにまだ需要はありそう。

手持ちの MacOS 環境として使えるだけ使おうかなと思っている。

で、Surface だが、Surface Pro 2 も使っていたので、実質は Mac からというよりも、Surface 同士のアップグレードに近かったりする。

Mac を使っていた理由は、OSX 以降の NeXT の流れを汲んだシステムが気に入っていて、本物の UNIX が GUI 環境ときれいに共存していたからなのであるが、最近は Windows でも、Git for Windows の bash や、ConsoleZ / ConEmu、Docker, Hyper-V あたりで十分な環境を作れるなと感じていたので、新しく買う機械は Surface Book にした次第である。

あと、Windows の嫌なところはフォントがショボいことだったが、鬼のように高解像度な環境だとビットマップフォントが使用されなくなり、Clear Typeのアラも見えなくなる。好みのフォントを一通り設定してしまえば、嫌な感じは無くなる。Windows マシンの中では、高解像度なマシンを選ぶのは必須条件として、Surface Book ということになった。

Surface Book は写真で見たりすると、グレーでぱっとしないが、実際に触ってみると、ざらっとしたマグネシウムのボディで、意外と高級感がある。ヒンジ部分のデザインが特徴的だが、個人的には嫌いじゃない。
ディスプレイ部分が外せて特大のタブレットとしても使えるし、Macと違って、ペンのサポートもある。

最近、趣味のプログラミング以外にも、多少、絵をかいてみたりするようになった。 昔の Bob Ross の絵画教室みたいな感じで風景を描いてみたりしている。 ツールは ArtRage を使っている。 Painter のスタッフがスピンアウトして作ったとか。 非常によくできていると思った。

Apple は Mac に関しては、タッチとかペンとかは、ものすごく消極的なのは一体何なんだろうと思う。 I/Fもごっそり削って、で、クリエイター向き、プロ向きをうたってるんだから笑わせる。

いったい何のプロ向きなんだろう。格好付けのプロ?

bash on Windows

今更だが、Microsoft謹製の bash on Windows を使ってみた。

といっても、 Windows Creators Update を入れて、コントロールパネルをいじって、管理者モードのコマンドプロンプトで bash と打つだけで入るし、動作する bash 環境も、まんま Ubuntu なので、あまりネタにならない。

どうも、Creators Update よりも前は使いにくい点も多かったようだが、大幅に改善されたようだ。

今はネタにならないくらい、簡単に完ぺきに動くのは驚異的。

apt-get で、いわゆる LAMP (本当は WLAMP になるのか?) 環境を作って、 WordPress 動かしたりするのも、全く Ubuntu と変わらない。

Apache を起動するときに、変な警告が出るので、apache2.conf に以下の 2行を追加。

AcceptFilter http none
AcceptFilter https none

MySQL を起動するときに No directory, logging in with HOME=/ という警告が出るが、実害はなさそうなので、気にしないことにする。

bash コンソール画面を落とすと、システムごと落ちるみたいなので、そこだけは注意。 デーモンとか、 cron の類もデフォルトでは、ほとんど起動していない。

ローカルテスト環境としては、エミュレータの類や、XAMPP よりも便利じゃないかと思った。パフォーマンスもいいように思える。

Microsoft やるな!